“社会人経験のあるすべての女性”を対象とした「女性社員活躍講座」を開催しました。
本講座には現在県内で働いている女性はもちろんのこと、求職中の方など、様々な職種・ライフステージにある女性の皆さんにご参加いただきました。
講師には、大手企業での組織改革やダイバーシティ推進をはじめとする様々な経歴をもち、過去には自治体の副首長も務めるなど、多岐にわたり活躍されている西田明紀さんをお迎えし、2日間のプログラムで実施しました。
<DAY1>
悩みがありつつも前向きなひと同士がつながることで、明日からの毎日をポジティブに!
1日目の講座実施(10/22)の前日は、折しも高市内閣が発足。女性活躍への期待が最大限に高まったタイミングで幸先の良いスタートでした!
冒頭は一人一人の自己紹介をとおし、このセミナーで得たいこと、今の職場や将来のキャリアについてのモヤモヤなどを発表。お互いの悩みポイントを共感し合うことから始まりました。
ジェンダー・ギャップ指数(各国における男女格差の状況を数値化した指標)、日本は148カ国中118位⁉
前半は各国における男女格差の状況、日本国内の世代別、地域別の性別役割分担の意識を統計数値から読み取ったり、男女共同参画推進のための各種法整備などを学びました。


お弁当を囲んで情報交換♪
午前中の内容が終わったあとはランチ懇親会を実施。
みんなでお弁当を囲みながら、仕事のこと、家庭のこと、「(お弁当を指して)ここのお店子連れで利用しやすいよね、いつも満席で・・・」など、ざっくばらんに、時に他愛もない話で会場が温まりました。
「どうせ○○だから」と自分自身や他者のことを決めつけたりしていませんか?
後半は日常の様々なシーンを切り取り、そのシーンが男性だった場合と女性だった場合の周りからの見方の違いについて、たくさんの事例をもとに検証することで、誰もが陥りがちなアンコンシャス・バイアスについての気づきを得て、ダイバーシティ経営のメリットや必要性について学んでいきました。
自分が働く上での悩みやモヤモヤをグループ内で発表し、メンバー同士で解決や行動のヒントをアドバイスし合うワークを実施。他社や他人の視点が入ることで、自分とは違った視座から自分の置かれた環境を見ることができ、意識改革や新たな行動に移すきっかけをつかんでいただけたと思います。


最後に、受講者皆さんの次回までの「行動宣言」を発表して終了しました。
<DAY2>
「仕事価値観検査」で自分の強み弱みを認識する
前半は、事前に厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)が提供する「仕事価値観検査」を実施して出た診断結果レポートをもとに、自身の仕事観(自由、社会貢献、成長など)や適職の傾向を数値とグラフで客観的に確認。
上位に挙がった項目をグループ内で共有、ディスカッションをすることで、大切にしたい項目(価値観)や理想とする環境は人それぞれであることがわかりました。
身近なロールモデルから学ぶ、自分らしいキャリアデザイン
後半は、実際に県内企業で活躍されている職種・働き方・家庭環境が異なる2名のゲストをお迎えし、パネルディスカッションを実施しました。パネラーのお二人には、仕事と家庭のバランスのとり方や価値観について、仕事でモチベーションがあがったときの経験談から趣味のことまで広く触れながら、ざっくばらんに話していただきました。
参加者からは、今の会社を選んだきっかけについて、年上の部下とのコミュニケーションの取り方について、自分ひとりで物事を決めたり進められないときはどうしているか、など自身が抱えるモヤモヤと照らし合わせたような現実的な質問も挙がりました。


最後はやはり「行動宣言」で締めくくります。「やれそう」「やりたい」「意味がある」と考える行動候補の中から、これからの自分がポジティブに取り組む行動をひとつに絞り込んで宣言していただきました。
2日間のプログラムを受講された皆様には「修了証」が授与され、終了しました!
<講師プロフィール>

ヨハクデザイン 代表 西田明紀(にしだ あき)
経歴:2023年4月〜2024年4月まで佐賀県上峰町 副町長、2025年3月までCIO/CDO補佐官。一般社団法人Work Design Lab パートナー / キャリアコンサルティング技能⼠
福岡県生まれ。早稲田大学卒業後、日本IBMのシステムエンジニアを経て、リクルートエージェントで九州UIターン転職支援、九州電力でダイバーシティ推進を立ち上げ組織風土改革、グロービス経営大学院 福岡校立上げ創造と変革の場づくりなど。その後、久留米信愛女学院短期大学の専任講師として地域活性化授業を担当、同時に産官学民の事業創出プラットフォーム福岡地域戦略推進協議会(Fukuoka D.C)フェロー。2020年までリクルートエグゼクティブエージェントのエグゼクティブコンサルタントとして経営幹部層の組織経営戦略コンサルティングに携わる。
九州でのクライアント企業は延べ100社以上、1000名以上のサポートを実施。様々な組織文化や業界経験から、事業戦略や組織、個人のキャリアの余白を引き出す支援、アドバイザリー業務を行っている。