• 受講生の声
  • 2023.12.20

「『経営実践ゼミ』は、成長過程の中での行き詰まり感を解決できる」

「ひなたMBA(みやざきビジネスアカデミー)」では、今後の宮崎をリードする人材を育てる人材育成プログラムとして、さまざまな講座を実施しています。企業の経営者や経営幹部を対象とした「経営実践ゼミ」では、自身が設定する課題や戦略について徹底的に探求していきます。

今回インタビューをお受けいただいたのは、株式会社クリエート 渡辺智士さん(写真左)、有限会社サンエク 白川良一さん(写真右)。全課程を修了したお二人に、最終受講日に実施した発表会や講座についての感想、今後取り組んでいきたいことなどをお聞きしました。

異なる視点を持つ講師陣たちと、膨大な数の参考事例

―今回のプログラムに参加したきっかけから教えてください。

白川良一さん(以下、白川さん):来年には社長の立場を譲ることが決まっている今のタイミングで、改めてもう一度会社や経営について学び直してみたいなと思ったのがきっかけでした。ひなたMBA自体はこれまで何度か、他のプログラムで参加したことがありました。

渡辺智士さん(以下、渡辺さん):僕は会社からの薦めで参加しました。恐らく会社としては、経営者の目線を持ってほしいということなのだと思います。白川さんとは違い、普段はなかなかこういった講座を受講する機会がないので、新鮮な部分はありましたね。

―全6回のプログラムでしたが、これまでの講座内容で印象的な言葉やエピソードはありますか?

白川さん:一番印象的なのはゼミの中で講師の方が紹介していた、ある経済学者の言葉です。と言うのもその言葉が、これまで試行錯誤してきた自分の経営のスタイルにすごく近いものを感じて。ゼミでは、その時々の悩みなどに応じて講師の方から膨大な数の事例や、これまで持ち合わせていなかった思考パターンについて紹介していただいたのが学びになりましたし、刺激的な話も多く楽しかったですね。

渡辺さん:確かに各講師がいろんな視点や見方をされるので、考えの参考や学びになっていました。あと本人を前にして少し恥ずかしいのですが…、白川さんは僕がしたいと思っていることをそのまま体現されていたのですごくびっくりしましたし、そういった方と一緒に学べることが嬉しくて楽しくて。グループワークを一緒にする時は、「吸収できる部分は少しでも吸収しよう」という気持ちで取り組んでいました(笑) なので、講師の方の話だけではなく、受講者の方からも得られる学びが沢山ありました。

「感覚派だったが、理論的に学ぶことで腑に落ちた」

―最終受講日の今日は、今まで取り組んできたことについての発表会でしたが、学びを振り返っての感想を教えてください。

白川さん:改めてこれまでの仕事の歩みを振り返る機会になり、今まで行ってきたことの方向性は間違っていなかったんだなと再確認することができました。同時に今後の事業展開についても考えさせられたので十分成果は得られたと思います。

渡辺さん:僕も本当に同じ意見ですね。僕はかなり感覚派で、セオリーみたいなものを学んだこともなかったのですが、理論的に学ぶことですごく腑に落ちる部分も多くありました。

―ありがとうございます。最後に、今後どのように学びを活かしていきたいですか?

白川さん:講師や受講者の方など外からの刺激を受けたことで、まだまだ頑張れることがあるなと感じましたし、会社を見つめ直し「どういった会社にしていきたいか」「そのために何をするべきか」を考える機会になりました。また成長過程の中で行き詰まり感を感じている方には、おすすめの講座だと思います。

渡辺さん:受講前から、「次世代を担う若手の才能をいかに伸ばすことができるか」を意識しながら仕事に取り組んできましたが、その考えに講座で学んだ経営の仕方や事例をプラスしていけたらと思います。経営に直接関わっていない若手の方が参加するのも、今後仕事をする上での強みになるのではないかなと思います。

取材・撮影・構成・執筆=藤井美帆(Qurumu)

実績豊富な講師による講座を
随時公開中

ともに学びともに宮崎の未来を
リードしませんか?

各講座ごとに定員がございます。
定員に達した講座から順次受付を終了しますので、予めご了承ください。